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減量目標設定

今の体重から5%減量すると

検査値・症状の改善が望めます。

今の体重から10%減量すると

Dr.にほめられる・体が楽になることが望めます。

肥満症の治療の基本は、BMI25以下に減量することではなく、減量治療で体重を減らして合併する疾患を改善・解消することにある。
2006年に発表された「肥満症治療ガイドライン2006」では5%減量を目標としていた。2008年に開始された特定検診・特定保健指導のデータが集積・解析された結果、体重が1%減るだけでも改善される病態も明らかとなった。特定検診・特定保健指導で肥満症の診断基準を満たす3,480人を対象とし、1年後の体重変化と血圧や脂質、血糖、肝機能、尿酸値の検査値の変化量を検討した報告によると、1~3%の原料でLDL-C(low density lipoprotein-cholesterol)やHDL-C、トリグリセリド、HbA1c、肝機能は有意に改善し、3~5%の原料で血圧、尿酸、空腹時血糖が有意に改善した。このエビデンスに基づき、減量目標をまず3%とした。(下図)
高度肥満症では5~10%以上の減量が必要である。合併する疾患によっては、さらに大きな減量も必要になる。例えば、睡眠時無呼吸症候群では15%以上の体重減少が必要といわれている。

特定検診・特定保健指導による1年後の体重変化率と検査値変化量(肥満症対象、積極支援3,480人)

~肥満症診療ガイドライン2016より~

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