
肥満症治療における疑問点
50kgの時、血糖値は正常だったAさん
60kgに体重が増えたら糖尿病を発症
60kgに体重が増えたら糖尿病を発症
- 薬 1錠で血糖値をコントロール
- 薬 1錠で血糖値をコントロールできなくなり
- 薬 2錠で血糖値をコントロール
- 薬 2錠で血糖値をコントロールできなくなり
- 薬 3錠で血糖値をコントロール
2年間糖尿病を治療しながら、薬は、1錠から2錠へ、2錠から3錠へ増えたAさん。
本当に糖尿病は良くなっているのでしょうか?
2年間の治療で薬が、1錠から2錠、2錠から3錠へ増えたということは
血糖値が薬でコントロールされていますが、糖尿病が悪化したと考えるのは私だけでしょうか?
また「俺の糖尿病はお宅の漢方薬でいつ治るのか?」とお客様に質問されたときに、笑顔で接客できない私がいるのも事実です。
なぜ体重増加とともにコントロールできなくなったのでしょうか?
肥満は内臓脂肪が増えるだけではなく、増えた内臓脂肪からはレジスチン・遊離脂肪酸・炎症性サイトカイン(IL-1、TNFα等)の生理活性物質を分泌しています。
これら生理活性物質はインスリンの作用する場所である
●インスリン受容体の数を減らしたり
●インスリン受容体の活性を低下させてしまいます。
内臓脂肪が増えれば増えるほど、
●インスリンの受容体を減らす
●インスリンの受容体の活性を低下させる生理活性物質
レジスチン・遊離脂肪酸・炎症性サイトカイン(IL-1、TNFα等)は沢山分泌されてしまいます。
分泌されればされるほど
●インスリン受容体の数が減り
●インスリン受容体の活性が下がり
●インスリンが効きにくくなり
●インスリンの効きをよくするため
●インスリンを分泌させる為にお薬が増えるわけです。
お薬が増えて血糖値がコントロールできたとしても
食事療法が出来てないと
インスリンで下げた「使われずに余っていた血糖」は脂肪細胞に運ばれて内臓脂肪が増えます。
さらに
●インスリン受容体の数を減らす
●インスリン受容体の活性を下げる
●生理活性物質が増える
という悪循環が起こります。
内臓脂肪を増やしながら 薬を増やしますか?
それとも
内臓脂肪を減らしながら 薬を減らしますか?
後者をご希望の方は、是非、眞健堂薬局の肥満解消・内臓脂肪減少プログラムにご参加ください。