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肥満に伴う脳梗塞・心筋梗塞・狭心症の原因と改善メカニズム

肥満が脳梗塞・心筋梗塞・狭心症の原因とは限りません。
しかし
太って脳梗塞・心筋梗塞・狭心症を起こした場合は
肥満が脳梗塞・心筋梗塞・狭心症の大きな原因です。

さらに
体重の増加とともに梗塞部分がCT検査で増えた
記憶力の低下・顔のゆがみ・ろれつが悪くなった場合

体重の増加とともに胸が苦しくなった・胸の痛みが増した場合は
肥満が最大の要因であることは疑う余地はありません。

治療のために薬を服用ことは大切です。
肥満が原因の脳梗塞・心筋梗塞・狭心症は
減量することはもっと大切です。

なぜ肥満が脳梗塞・心筋梗塞・狭心症と合併しやすいか

なぜ減量する(やせる)と脳梗塞・心筋梗塞・狭心症が改善するか

内臓脂肪は脂肪をためるだけではなく
様々な生理活性物質を分泌しています。
脳梗塞・心筋梗塞・狭心症と関係の深い生理活性物質
PAI-1 (Plasminogen activator inhibitor 1)

PAI-1 (プラスミノーゲン アクチベーター インヒビター1)
プラスミノーゲンという血栓を溶かす酵素を阻害します。

動脈硬化や血流悪化により血栓ができた時
プラスミノーゲンが働き血栓をスグに溶かし
血管が塞がらないようにしています。

内臓脂肪の増加により大量に分泌されたPAI-1は
プラスミノーゲンの働きを阻害するため
血栓が溶けにくくなり完全に解けなかった血栓が
血管に詰まるというわけです。

完全に解けなかった血栓が脳に詰まった場合:脳梗塞
完全に解けなかった血栓が心臓に詰まった場合:心筋梗塞・狭心症

減量により内臓脂肪を減らせば
PAI-1の数が減って
プラスミノーゲンが働きを邪魔されず十分に作用を発揮できるようになり
動脈硬化や血流悪化から生じた血栓を
素早くとかすことができ脳梗塞・心筋梗塞・狭心症の予防ができます。

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