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肥満に伴う脂肪肝・非アルコール性肝疾患(NASH)の原因と改善メカニズム

肥満が脂肪肝の原因とは限りません。
しかし
太ってγGTPが高くなった場合は
肥満が脂肪肝の大きな原因です。

さらに
体重の増加とともに肝機能が悪化した場合は
肥満が最大の要因であることは疑う余地はありません。

肥満が原因の脂肪肝は有効な治療薬は少なく
減量が一番のおくすりです。
肥満が原因の脂肪肝は体重に比例して肝機能の値が上昇します。

なぜ肥満が脂肪肝と合併しやすいか

なぜ減量する(やせる)と脂肪肝が改善するか

脂肪肝とは中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
食事でとった脂肪は脂肪酸に
食事でとった糖質はブドウ糖に分解されて小腸で吸収されます。
吸収された脂肪酸とブドウ糖は肝臓で中性脂肪に合成されます。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスがとれていればよいのですが
脂質・糖質をとりすぎて使い切れなかった脂肪酸やブドウ糖は
中性脂肪として肝臓に蓄えられます。

エネルギーバランスを消費エネルギー>摂取エネルギーに変えると
不足したエネルギーを肝臓に蓄えてある中性脂肪を
エネルギー源として使用します。
従って
肥満に伴う脂肪肝は他の肥満症と比較して早く改善します。
3%の減量で数値に変化が見られます。

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